旧中央線(中央西線) 高蔵寺〜多治見間の廃トンネルたち
7号トンネル(諏訪(第一)隧道)


7号トンネルの春日井側坑門はほぼ埋められているが、僅かな隙間から内部に潜入することができます。
前訪問時には、時間的な都合と全長607mという長さに尻ごんでしまい、
探索を断念しました。(その時の画像はこちらです)
一ヵ月後の2006年4月1日、2人は再びあの穴に挑みました。





ボクとB氏による中央線旧線の探索は、これで4度目となります。
B氏はなぜかスケボー持参です。
どうやら格好良く滑っているところを撮って欲しかったようですが、
そもそも彼はあまり格好良く滑れないので、それはムリな注文でした。





7号くんは以前と変わらず、ちょこっとだけ隙間をあけて僕たちを漆黒の地底へと誘っていました。
万が一にも、永遠に地底の人となっちゃわないように目印を置いておきます。





607mの半閉塞隧道に、いざ、入洞。
相変わらず空気は最低に悪いが、今回はマスク持参です。懐中電灯もドラッグスギヤマで買った「強力ライト」です。
400円とは言え、文字どおりなかなか強力な発光力で頼もしいヤツです。





入って最初の50mほどは、少し腰をかがめないと頭をぶつけます。
この瓦礫は、おそらく愛岐処分場へ向かう道路を開削した際のものだと思われます。
50m〜100mほどの地点で、コウモリが何匹もぶら下がっていました。
この付近の瓦礫は糞で真っ白です。
ところどころ湧水が滴っています。
ここ7号トンネルの工事は地下水の湧出がひどく、たいそう難儀させられたそうです。
写真では分かりませんが、多治見側の出口から漏れる光が点となって見えました。





入洞15分経過。おそらく約400m地点。
すこし前まで点だった向こう側の光が大きくなってきました。





天井の汚れは煤なのかカビなのか分かりません。分かりたくもありません。
一度、頭をこすってしまい泣きそうになりました。
もうすぐ出口です。





出口付近もコウモリの糞と蛾の死骸が瓦礫を覆っていました。
朽ち果てたドラム缶のようなモノのシルエットが少し怖かったす。
積まれた土嚢の上を這うようにして脱出。





いよっしゃあ!!!
入洞から25分。7号トンネル攻略成功!!


7号トンネル 多治見側坑門
瓦礫をトンネル内に捨てる作業で、換気に使われた機材が朽ち果てています。
愛岐処分場への道路工事で出た瓦礫だとしたら、
7号トンネルは25年前に今のような形に埋められたということになります。

頭上にはロックシェッドが設置されています。
もちろんこれは昭和の、おそらく戦後に造られたと思われます。
日光が全く当たらない坑口付近は、日陰を好むシダ植物しか生えていませんでした。






ポータルの意匠は他のトンネルと全く同じです。





探索はまだまだ続きます。今日の目標は8号トンネル、そして古虎渓駅の引込み線までです。
薮の切れたところで少し休憩。
愛岐道路は相変わらずダンプが轟音をたてて走っています。今日は土曜日なのに、お疲れ様です。





あとひと月も経つと、旧線跡は一面緑に覆われることでしょう。



15分ほど薮こぎをすると、8号トンネルが見えてきました。
って分かるかな?


8号トンネルへ
(2006年4月1日訪問、4月6日公開)

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