旅3日目 6月6日(火) 土浦市南部のローソン駐車場で起床。 まだ5時をまわったところだが、すでに空は明るい。 ここから霞ヶ浦湖畔は目と鼻の先だ。 |
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霞ヶ浦の朝日(土浦市大岩田:茨城) |
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霞ヶ浦湖畔にて 写真からは想像つかないが、実は左手には化学工場があったり(土浦市大岩田:茨城) |
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阿見町へ入り、県道203号を経て国道6号線へ。 吉野家だったかすき家だったかで朝食をとり、牛久市に入った。 牛久と言えば牛久大仏。 町の中心部にあると思い、国道を南下するもそれらしきものが見つからない。 旅を出る前に作成した「訪れたいスポットメモ」で住所を確認。 なんだ、市の外れにあるのか。 国道408号線を経てマニアな地元道を走っていると、前方の小高い丘の向こうに ニョキリと「何か」が聳えている。 |
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牛久大仏 牛久アケイディア内(牛久市久野町:茨城) |
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写真ではどれくらい大きいのか実感しにくいが、下の写真の鉄塔と比べて欲しい。 なんじゃこりゃあ、作ったヤツアホか!?ってのが素直な第一印象(笑) むちゃくちゃ巨大、高さ120メートル。ギネス認定の世界一の大仏様なのである。 時間的に入場できないのが残念でならない。 どうやらエレベーターで胎内巡りができるらしいのだが。 |
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大仏様を拝んでいたら唐突にお腹が・・・、思い返すと今旅最大の緊急事態だった。 トイレトイレトイレが無い!大仏様の門は閉じられてる。付近は森と工場地帯。 キャノン(正式にはキヤノン)の大工場がどこまでも続き、方向感覚を狂わせる。 一定間隔で襲いくる便意!しかも波が狭まってきてる。 この際森で・・・と半ば自棄になり始めた時、広い通りに出れた! ああっ、前方にファミマが!!「といれかりますっ・・!!」 まさに間一髪、助かったぁ・・・。 ファミリーマート阿見吉原店、ありがとう。あと30秒遅かったらオダブツでした。 窮地を脱した安堵感に包まれながら愛車のキーを回す。 県道25号はなだらかな丘陵地帯を走り、旧江戸崎町(H17年3月、合併により稲敷市)へ。 |
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旧江戸崎町の市街 (旧江戸崎町江戸崎:茨城) |
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江戸崎町は人口20000人。よく熟れた「江戸崎カボチャ」の産地として知られる農業の町。 町の中心を過ぎると、またのどかな風景が続く。 県道103号で河内町を掠め、利根川沿いを走る県道11号で旧東町(H17年3月、合併により稲敷市)へ。 そして国道51号線水郷大橋を渡り、千葉県佐原市に入った。 佐原市街は通勤ラッシュのピークを迎えていた。 混雑する国道356号を一路銚子に向けて走る。 この地域の幹線道路だと思われるが、片側一車線ののんびりムード漂う道だ。 国道沿いは古い家々が並んでいる。 佐原市、小見川町を抜け、東庄(とうのしょう)町へ。 |
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利根川沿いの集落を銚子市に向けて走る国道356号線(東庄町笹川:千葉) |
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銚子市に入り「犬吠埼近道→」の看板に従って、旧国道の地元道を東へ。 古びた倉庫が立ち並ぶ銚子漁港を横目に見ながら犬吠埼を目指す。 日本の渚100選に選ばれている君ヶ浜沿いの県道254号線を走り、犬吠埼(いぬぼうざき)灯台に到着した。 |
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犬吠埼からもと来た道を戻る。 銚子大橋を渡るはずがウッカリ通り過ぎてしまい、 国道356号線を東庄町まで走り、さらに利根川に近い道路へ。 幅の広い砂利道が続く。 小見川大橋で対岸に渡り、佐原の水郷方面へ向かう。 |
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坂東太郎の雄大な流れ(小見川町一之分目新田?付近:千葉) |
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地図を見ると、利根川と外浪逆浦(常陸利根川)に挟まれたところに分校の表記があった。 ちょっとした集落があるらしい。気になったのでちょいと寄り道。(下の写真) のどかだなや〜。 |
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佐原市附洲新田の風景(千葉) |
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水田が広がる農道チックな道を走っていると「十二橋巡り」の看板が見えた。 集落内を流れる運河の閘門が開き、屋形船が観光客を乗せてゆっくり進んでいく。 僕は乗らなかったのだが、なかなか面白そうでした。 集落内に運河を跨ぐ橋が12あることが名前の由来なのだが、現在はそんなに橋の数はないらしい。 |
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運河の終点は水生植物園。 行ってみると「只今3分咲き」の看板が。しかも入場料たけぇー! ケチな僕が入るはずもなく、踵を返し県道101号を北上。 常陸利根川を渡るとすぐ、茨城県旧潮来町(H13年合併により潮来市)。 潮来駅の西にある「前川あやめ園」(無料!)でちょっと一息。 |
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前川あやめ園(潮来市あやめ1丁目:茨城) |
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かつて子どもの観光土産の定番だった「ペナント」。 土産物屋さんから姿を消してから約15年。 しかし、昔ながらの土産物屋さんを覗くと、稀に残っていることがある。 そうです。見つけちゃいました! 「日本水郷」と「つくば博」のペナントが売ってたんです。つくば博って・・・。 よくぞ残しておいてくれたもんだ。 |
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国道51号で行方(なめがた)郡旧牛堀町(現潮来市)へ。 国道355号に移り麻生町(H17年9月合併により行方市)に入る。 町の中心から県道2号線を北上し、北浦町(H17年9月合併により行方市)へ。 牛久沼の西岸に位置する北浦町の人口は10000人。 役場付近で県道2号は国道354号線と合流するが、およそ国道とは思えないような田舎の辻だ。 狭い国道好きの僕には堪らない完全1車線の鹿行(ろっこう)大橋を渡り、 牛久沼の東岸、大洋村(H17年10月合併により鉾田市)へ。 |
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牛久沼と国道354号・鹿行大橋(旧北浦町山田:茨城) |
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国道354号は幹線道路・国道51号と合流。 地図では海沿いを走っているが、あまり海は見えないまま鉾田町(H17年10月合併により鉾田市)へ。 途中、海水浴場の看板が見えたので行ってみることに。 閑散とした6月の大竹海岸でひとやすみひとやすみ。 |
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日本三園のひとつ偕楽園は、徳川斉昭が1842年に造成した庭園。 僕は金沢の兼六園や高松の栗林公園のような箱庭的な庭園をイメージしていたのだが、 ここ偕楽園は違っていた。とにかく広い!自然公園と言った感じだ。 千波湖には大勢の人が散歩していたが、偕楽園の中は人もまばら。 こんな時間だから当たり前かー。 園内は梅園ゾーンとか竹林ゾーンみたいに分かれていて、 道が無尽に入り組んでおりまるで迷路のようだった。 |
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今日はこの街で1泊しよう |
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駐車場に戻った頃には7時になろうとしていた。 なのにこの明るさ。さすが6月だ。 このあと、例によって書店で物色したり、マンガ喫茶によったりしながら 水戸の街をふらっと回りまくった。 |
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水戸市中心部の国道50号線(水戸市南町:茨城) |
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この街は道が分かりにくいというか、すぐ迷子になってしまう。 じゃんがらラーメンとかいう店でお腹を満たしつつ、国道50号線で旧内原町(H17年2月合併により水戸市)へ。 国道沿いのセブンイレブン駐車場でおやすみなさい。 |
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茨城と言えばマックスコーヒー!? 「木更津キャッツアイ」でその存在を知った、茨城・千葉限定発売のレア物コーヒー むちゃんこ甘かった・・・ |
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