旧中央線(中央西線) 高蔵寺〜多治見間の廃トンネルたち
11号トンネル(廿原(第一)隧道)


以前10号トンネルを訪れた時は、もうそれだけで大満足で、その先に進もうとは考えませんでした。
でも当時の地図をよくよく見ると、10号トンネルと11号トンネルはさほど離れていないのです。
また、11号に辿り着いたという他サイトの写真を見て、
これは木々が芽吹く前に・・・と行ってきたのは2006年2月19日です。


10号トンネルと3週間ぶりの再会
※10号トンネル訪問記はこちら

10号多治見側
本日の薮漕ぎスタート地点


毎度お馴染みB氏は今回も同行
本日の袋の中身はチョコシュー



旧線路上に大きく育った木々と茨が行く手を阻む。
廃線後40年、自然は着実に鉄道の痕跡を消しつつある。



薮と格闘すること10分、11号トンネルに到着(春日井側坑門)


五重の煉瓦アーチ、笠石、帯石、飾り柱と
どのトンネルもほぼ同じ意匠 要石はあったりなかったり
(ここ11号はなかった)


中から今来た方向を見る








7? これなんでしょう?



天井の一部がコンクリートで補強されている。
この補強は他のトンネルでも頻繁にみられた


多治見側の出口


11号トンネル多治見側坑門


再び薮の中へ・・・
目指すは12号トンネルなのだが、事前の情報によると到達は困難と。
しかし、いけるところまで行ってみました。
愛岐道路を走行中のドライバーは僕たちが見えるだろうか?


ああっ、やはり落ちちゃってました橋が


諦めるのはまだ早い
沢に下りてなんとか向こう側へ


一難去って・・・お次は崖崩れが線路跡をふさぐ。左は線路の側壁
のぼらなかんだらー?

のぼったがや まーこれ以上いけんがや
さすがに危険過ぎる・・・ 
遠くの建物は12号多治見側坑門が埋められている
月見センターし尿処理場


やむなく撤収





遠くに12号の春日井側が見えた!
ズーム最大で撮影



この時点で12号トンネルの春日井側は到達不能と諦めたのですが・・・
実はこの後全く別のアプローチで行けちゃったんです


(2006年2月19日訪問、2月21日公開)
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