旧国道291号線 中山隧道 (旧山古志村(現長岡市)〜旧広神村(現魚沼市):新潟) |
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中山隧道は新潟をはじめ、北陸地方に多く見られる雪中隧道のひとつ。 ここ山古志村小松倉地区(現長岡市)で、 昭和8年村民たちがツルハシを手にとってトンネル工事を始めた。 冬季の厳しい峠越えを回避するためである。 途中戦争によって工事の中断があったが、昭和24年5月1日の夜、 913mにも及ぶ手掘りトンネル、中山隧道は貫通した。 場所はココです。 |
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中山隧道旧広神村(現魚沼市)側 驚くべきことに、平成10年までここが国道291号線に指定されていた。 幅員は最大で約2m、最狭部で約1.6m。 軽自動車でなんとか通り抜けれたようだ。 現役当時の坑門は殺風景なコンクリだったが、今はご覧の通り。 一昨年の中越地震でも崩落を免れた中山隧道は 、現在は貴重な手掘りトンネルとしてプチ観光名所のような扱いを受けている。 もちろん車両は通行禁止だが、歩いて通り抜けることはできる。 |
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旧&新中山トンネルのツーショット |
トンネル上部は高低が不規則な、いびつな形なんだけど 金網で覆われているためいまいち分からない。 |
これは待避所?? この先、ちょうど中間あたりにクルマがすれ違える ただひとつの待避所がある。 |
これが8年前まで国道だった。 何も知らずに通ってびっくりした人は多かっただろなあ。 国道だった頃に通りたかった・・・ |
この「貫通点」の辺りから、地面がしみだした水によってぬかるみ始めた。 サンダル履きだったのでチトまいった。 |
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完成時は913mだったが、その後の崩落修復で、全長は若干短くなった。現在は875m。 |
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中山隧道旧山古志村側 こちらはまだなーんとなく国道時代の雰囲気を残している気がする。 ただ壁面の吹きつけはここ数年のものっぽい。 |
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開通当時の写真 |
中山隧道建設の苦難を描いた ドキュメンタリー映画「掘るまいか」のポスター |
外部リンク 中山隧道物語(新潟県庁)・・・隧道建設から完成までを描いた紙芝居が公開されています 映画「掘るまいか」公式ページ |
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おまけ 山古志側の入り口近くにあった 一風変わったオープンカー? |
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