名古屋市千種区のレトロな建築物たち そのいち
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東山給水塔(旧東山配水塔)(名古屋市千種区四観音通西:愛知)
東山給水塔は名古屋市の人口が100万人を突破した昭和5年、東山配水場内に建設された。
以後、千種区の覚王山一帯の配水を担ってきたが、昭和48年に配水施設としての仕事を引退し、
現在は災害対策用の給水施設として第二の人生を送っている。
給水塔は稼動中の配水場内にあるため、平時は立ち入ることが出来ないが、
年に2日(春分の日と8月8日)のみ一般公開をしている。
ちなみに8月8日は、名古屋市の市章にちなむ「マルハチの日」という、ちょっとした記念日。
私が訪れた日は平成17年のマルハチでした。
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いつもは固く閉ざされている鉄の門が開かれている。
東山給水塔の高さは37.85m。
トンガリ屋根の展望台は、
配水塔としての役目を終えた数年後に増設されたとのこと。 |
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入ってすぐのところに、年代物の水道用器具が陳列されている。
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竣工当時の写真
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この水槽の中には常時10万人分の水(1日分)
が溜められている
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僕じゃありません
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展望台より西方向
セントラルタワーズが見えました
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北には名古屋ドームが
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南側の展望
左手に建つ日泰寺には、日本で唯一
お釈迦様の遺骨(仏舎利)が納められている
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東山給水塔は、同区鍋谷上野浄水場第一ポンプ所とともに、「近代水道百選」に選定された。
年に2回の一般公開というのもレアですが、来場者にはこれまたレアなお土産↓がいただけます。 |
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「なごやの水」 品名:清涼飲料水 原材料名:名古屋市水道水!
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日清戦争の第一軍戦死者慰霊碑(名古屋市千種区城山新町:愛知)
給水塔から姫池通りを挟んだ東側に日泰寺の霊堂があります。
その敷地内に日清戦争の英霊を奉った記念碑がひっそりと佇んでいます。
奉られているのは、「名古屋第三師団」の726名です。
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砲弾の形をした慰霊碑には戦没者726人の名が刻まれている
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ぐるりを囲む大砲は、ダミーではなく本物です。
大阪砲兵工廠で造られたものだそうです。
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姫池通りと、木々に隠れるように佇む慰霊碑。
付近には「覚王山八十八ヶ所霊場」が点在しています。
半日もあれば霊場巡りができそうなほど密集していました。
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(2005年8月8日訪問、2006年2月12日作成)
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