日本最古の歩道橋(愛知県西枇杷島町)



4月25日が「歩道橋の日」ということを皆さんはご存知だろうか?
1963年(昭和38年)4月25日、大阪駅前に日本初の歩道橋が完成したことに由来している。
しかし、実は日本で最初の歩道橋は大阪のそれでは無かった。
その筋の資料によると、1959年(昭和34年)6月27日に
愛知県西枇杷島町を走る国道22号線(現在は県道67号名古屋祖父江線)に造られた歩道橋が日本初だったのだ。



旧国道22号を跨ぐ”日本で最初の歩道橋”  左に行くと枇杷島駅、右には西枇杷島小学校がある


歩道橋はコンクリート製 存在感があります


大昔に造られたしては傾斜が緩やか  子供やお年寄りに優しい造りかも


石段の縁は磨耗し、鉄柵は錆び錆びだがいまだ現役バリバリ
撮影中も駅に向かうと思われる人が何人も利用していた





歩道橋の上からJR枇杷島駅方面を見る


旧国道22号(県道67号)は現在も交通量が多い
写真は岐阜方面を撮影


建設当時の銘板はどこにもありませんでした
「これが日本初の歩道橋だよ」って類の看板もありません
あくまで地味に仕事をまっとうしているといった感じです




おまけ 県道141号枇杷島停車場線

歩道橋から枇杷島駅に向かう途中にある歩道トンネル
道路地図を見ると、どうやらこれが県道のようです
身長170センチの僕は、頭をかがめないと通れませんでした


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