夏焼トンネル (静岡県旧水窪町) | |
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日本で2番目に人口の少ない村として有名な、愛知県富山村。 富山村民の唯一の足ともいえるJR飯田線大嵐(おおぞれ)駅は、佐久間ダム湖を挟んだ対岸、 静岡県磐田郡水窪(みさくぼ)町にある。(H17、合併により浜松市に) 道路地図を見ると、大嵐駅から静岡県佐久間町にかけて「県道288号大嵐佐久間線」という1本の道が ダム湖岸をトレースするように描かれている。 実はこの道、地図にこそ記載されているものの、完全な廃道。 僕の知る限りでは、少なくとも10年前の時点で通行止めだった。 しかし、大嵐の駅を過ぎてすぐに通行止めというわけでなく、駅から約1.5キロの区間は通行が可能である。 そしてその区間に全長約1キロ、完全1車線の夏焼トンネルが存在するのだ。 このトンネル、最初通りぬけた時、不思議に思ったものだ。 だって抜けた先はすぐに通行止め区間。じゃ、なんのためトンネルを封鎖しないの? で、調べてみた。トンネルの出口すぐのところに、狭く荒れた1本の道が分岐しており、 その先には「夏焼集落」があるそうだ。 この道は集落の人の生活道路として不可欠なため、いまだ現役を保っているらしい。 ちなみにこのトンネル、昭和30年に佐久間ダムが完成する以前の、飯田線のトンネルとのこと。 |
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主要地方道1号・飯田富山佐久間線 大嵐駅との分岐点(富山村:愛知) |
鷹巣橋 手前が富山村、 対岸が静岡県水窪町(現浜松市) |
前来た時は「水窪町」の看板だったのに・・・ |
大嵐駅と飯田線 |
でました!夏焼トンネル 旧飯田線の一部を利用した、全長1キロを超える長い長〜いトンネル 県道288号線大嵐佐久間線の通行可能区間 |
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夏焼トンネル入口から、駅方面を撮影 手前にも1つ、短いトンネルがありました |
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内部は、ところどころ補強が施されている また電灯も点いている 岩盤剥き出しの壁がいい味だしてます |
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対向車が来たら1キロもバックですか? |
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トンネル出口 左に見える道が夏焼集落への唯一のアクセス路 トンネルを吹き抜ける冷風がめっちゃ気持ち良いす |
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問題の県道通行止め区間スタート地点 もうずっと前からこんな感じです |
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うわー、夏草すごっ 廃道とさえ言える状態じゃないす 道だったとは思えない おしまい |
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